『プチ・ニコラ』
公開:2009年
制作:フランス
監督:ローラン・ティラール
出演:マキシム・ゴダール、ヴァレリー・ルメルシェ、カド・メラッド
パリに住むニコラは、ある日両親の素振りから弟が生まれると勘違いをする。
そして弟に両親をとられ自分は捨てられると思い、
弟が生まれたらギャングにさらってもらおうと依頼料をなんとかして稼ぐ。
なんとも無邪気な子供たちの行動によって終始笑わせてくれる。
間違いなく面白いのでご安心ください、保証します。
入るな危険と書かれた場所には入るのが子供時代。
危険を体感してこそちょっと大人になった気がする。
何かと規制の多い今の時代。
まるで映画で描かれるようなディストピアではないか。
最近ではその映像媒体にさえも、とやかく言う奴らが出てきている。
クソくらえ!!
(汚い言葉を使用してしまいました。失礼しました。お口くちゅくちゅモンダミン。)
純粋に楽しみましょう。
『ブルークラッシュ』
公開:2002年
制作:アメリカ
監督:ジョン・ストックウェル
出演:ケイト・ボスワース、ミシェル・ロドリゲス
ハワイ・オアフ島を舞台にサーフィン大会で優勝を目指す若い女性サーファーを描く。
アメリカのサーフィン映画は大体青春映画。
なぜサーファーはより大きく危険な波を待ち自ら乗るのか。
登山も同じだ。
スリルと達成感と非現実感を味わいたいのだろうか。
そしてそれらに孤独はつきものだ。
誰も助けてくれない。
そんな過酷な状況で自分を試す。
自分に限界をつくらず、常に超えていく精神を持つことが成長への近道であり遠い道のりなのかもしれない。
『キングス・オブ・サマー』
公開:2013年
制作:アメリカ
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:ニック・ロビンソン
父親への不満が爆発して、親友となんか連いてきた少年と3人で森で暮らすことにしたジョー。
森に家を建て誰からも文句を言われない自給自足の生活をする3人。
少年のころなら逃げたくなることもある。
そういう時は満足するまで逃げればいい。
学校では教わらないことを自然が教えてくれる。
自分の力を試したいとき、自然に潜りこむといい。
『リトル・ランボーズ』
公開:2007年
制作:イギリス、フランス
監督:ガース・ジェニングス
出演:ビル・ミルナー、ウィル・ポールター
父親のいない弱気な少年ウィルの唯一の楽しみは空想すること。
ある日、学校一の悪ガキであるリーに出会う。
彼もまた父親がいなく孤独であったため、意気投合する。
リーの家で“ランボー”を観ることになり、初めて見た映画に感激してランボーに憧れる。
そこで、“ランボーの息子”を自主制作することに。
孤独な2人が映画をつくる。
これだけで満足。
『22ジャンプ・ストリート』
公開:2014年
制作:アメリカ
監督:フィル・ロード、クリストファー・ミラー
出演:ジョナ・ヒル、チャニング・テイタム
前作で高校に潜入捜査し麻薬撲滅ミッションを成功させたコンビが、
今度は大学に潜入して麻薬捜査をすることに。
前作よりもはるかに面白くなって帰ってきた続編。
アクションも笑いも爆発的に面白い。
ジョナ・ヒルはポンコツなのは見ての通りだが、
ゴリマッチョのチャニング・テイタムも隠れポンコツなので、
ポンコツが二人合わさるとご想像の通り。
続編が制作された設定で、
“23”から次々と発表されていくエンドロールも面白いので最後まで美味しい。