春だ!特集!究極の青春映画100本

特集!映画紀行

『きっと、うまくいく』

公開:2009年
制作:インド
監督:ラージクマール・ヒラーニ
出演:アーミル・カーン

10年前、親友3人が「10年後に誰が一番成功しているか」賭けよう、と再会の約束をする。


インド映画といえば3時間前後の長尺に喜怒哀楽を詰め込み、楽しいダンスと音楽で魅せるド派手さが売りである。

そして本作はそれに加え、インドの学生を主役にすることで、自殺者も出る受験戦争などの社会問題を取り扱った点で、我々日本人にとっては馴染みがなく興味深くなっている。

インド映画の中でもトップクラスの評価と興行を挙げた本作。

面白い展開が立て続けに起こるため、あっという間に観終わってしまう。

この疾走感と満足度の高さがインド映画の特徴でもある。

合言葉は“アールイズウェル”!!!

映画『きっと、うまくいく』(5/18公開)特別映像【公式】ボリウッド4

『25年目のキス』

公開:1999年

制作:アメリカ
監督:ラジャ・ゴズネル
出演:ドリュー・バリモア
新聞社で働く25歳のジョジーはキスも未経験。
そんな彼女が今の10代の実態をレポートにするべく、17歳と偽って潜入捜査をすることに。

学生時代に戻りたいと思う人には本作をおすすめ。
今の知識と経験であの頃に戻ったら、自分ならどのような学園生活を送るだろうか。
自分を変えたい人に贈るぜこの映画。
青春を送るのに年齢は関係ない
Never Been Kissed Trailer (1999)

『君の名前で僕を呼んで』

公開:2018年
制作:アメリカ、ブラジル、イタリア、フランス
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー

彼女のいる17歳の少年が惹かれたのは24歳の青年。


17歳といえばまさに思春期真っ盛り。
自分が何者なのか、何が好きなのかまだまだわからない年だ。
美しいものが好きな人ならば、
本作にはイタリアで撮られた綺麗な風景に、
ピュアで脆い美少年とダンディでギリシャ彫刻のような男が出てくるのできっと気に入るだろう。
男同士の恋愛に差別的なやつらよ。
それはもう古いぞ~。
キリスト教原理主義者なのかな~。
そもそも人間を中心として考えるのなら、
この世には女か男かそれ以外の動物しかいない。
この限られたチョイスで恋に落ちるわけだ。
好きにさせてあげなさい。
少なくとも他者が口を出すようなことではない。
愛に性別はなく自由なのだから。
しかしアーミー・ハマーが24歳は無理がある。
これは口に出していい。
映画『君の名前で僕を呼んで』日本語字幕付き海外版オリジナル予告編

『あの頃、ペニーレインと』

公開:2000年
制作:アメリカ
監督:キャメロン・クロウ
出演:パトリック・フュジット

ローリングストーン誌の記者に抜擢された15歳の少年が、人気バンドのツアーに密着取材することになる。

本作は監督のキャメロン・クロウの実体験。
密着しているバンドのグルーピーのペニーレインに恋をする主人公。
年上の彼女はバンドメンバーと付き合い始める。
彼の甘酸っぱい青春を音楽に乗せて奏でる。
あの頃ペニー・レインと

『デトロイト・ロック・シティ』

公開:1999年
制作:アメリカ
監督:アダムリフキン
出演:エドワード・ファーロング

1978年、ロック大好きな高校生4人組はKISSの大ファン。

そのうち1人の母がKISSは“悪魔の使者”だと信じ、大切なコンサートチケットを燃やしてしまう。

なんとかしてチケットを新たに手に入れようと奮闘する彼ら。

果たしてコンサートに行くことができるのか!?


青春時代に聞いた音楽は大人になっても好きなままなことが多いだろう。

音楽を通して友と仲良くなる。

最後のKISS本人のライブは最高。

それにしても青春映画は4人組が多い。

エドワード・ファーロングがヤツれ始めた時期の映画でもある。

Official Trailer: Detroit Rock City (1999)
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