春だ!特集!究極の青春映画100本

特集!映画紀行

『トレインスポッティング』

公開:1996年

制作:イギリス
監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー、ロバート・カーライル、ジョニー・リー・ミラー、ユエン・ブレムナー
ヘロイン中毒の若者たちを斬新な映像とともに描く。

ドラッグに犯罪とダメ人間代表な登場人物ばかりなのだが、
それでも憎めないのは彼らの内面にある優しさを垣間見てしまうからだろう。
スピーディーでスタイリッシュな映像が君のアドレナリンを全開にしてくれるに違いない。
まさに非日常体験を味わえるドラッグムービー。
自分が底辺だと思っている人たちよ、安心しろ。
下には下がいる。
ダメ人間は大人になってもダメ人間のままということがわかる続編もおすすめ。
トレインスポッティング 予告編

『モーターサイクル・ダイアリーズ』

公開:2004年

制作:アルゼンチン、アメリカ合衆国、チリ、ペルー、イギリス、ドイツ、フランス
監督:ウォルター・サレス
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
若きチェ・ゲバラの南米放浪旅での経験を描く。

異国の地で旅をしたことがあるだろうか。
自分を試すのにいい手段だ。
自分に何ができて何ができないのか。
時にはその旅が自分自身を変えてしまうだろう。
それがこの若きエルネスト・ゲバラだ。
先輩と1台のバイクにまたがり、12,000kmの南米縦断の旅にでかける。
この旅を通して南米での社会問題に直面し、革命家への道を切り開き、
のちにカストロ兄弟らと共にキューバ革命を起こすことになる。
生きていくうえで狭い視野でいるのは損している。
様々な人と文化に出会い、それらに柔軟に対応して、
自分のタメになるものは吸収すべきだ。
必要のないものは切り捨てていけばいい。
そして自分で新しい道を切り開こう。
The Motorcycle Diaries (2004) Official Teaser Trailer – Gael García Bernal Movie HD

『13日の金曜日』

公開:1980年

制作:アメリカ
監督:ショーン・S・カニンガム
出演:ケビン・ベーコン
真夏のキャンプで若者たちが何者かに殺されていくアメリカンホラーの王道映画。

みんなでわちゃわちゃしながら楽しく見ましょう。
1作目はババァが殺戮をするだけなので反抗期の若者はイラつくかもしれない。
面白さを求めている方は、息子ジェイソン君が登場する2作目以降を見ましょう。
特に4作目は一旦シリーズ完結となる内容なので傑作、オススメです。
ホラー映画はどのような系統の人物が殺されるかに注目してみるといっそう楽しめますよ。
1作目には俺たちのケヴィン・ベーコンも出てるぜ。
Friday the 13th Trailer (Original) 1980 – starring Kevin Bacon

『エルム街の悪夢』

公開:1984年

制作:アメリカ
監督:ウェス・クレイブン
出演:ヘザー・ランゲンカンプ、ロバート・イングランド、ジョン・サクソン、ジョニー・デップ 
あなたの睡眠にお邪魔します。
変態おじさんにうなされる夢を見たら覚悟しましょう。

中盤からおふざけシリーズに変わっていくので、
この1作目が最も気合が入っていて『エルム街の悪夢』の本質を味わえる。
いつもどおり高校生たちが殺される展開なのだが、夢の中で変態おじさんことフレディ・クルーガーに受けたダメージが現実の身体にも影響が出るという革命的ホラー映画なのだ。
とはいっても同じような映画は1979年に公開された『ファンタズム』で描かれてはいたのだが、
あちらのような陳腐さ(向こうはアレが売りなので褒め言葉)はなく、いたって真剣だ。
とにかく『エルム街の悪夢』もわちゃわちゃしながら見てほしい。
そして若かりし映画初出演のジョニー・デップの運命にも注目してほしい。
A Nightmare on Elm Street (1984) Official Trailer – Wes Craven, Johnny Depp Horror Movie HD

『IT』

公開:1990年/2017年

制作:アメリカ・カナダ/アメリカ
監督:トミー・リー・ウォーレス/アンディ・ムスキエティ
出演:ティム・カリー/ビル・スカルスガルド
連続殺人が起こる町に住む少年少女7人。
彼らの身にも危険が迫っていた。
前半で彼らが幼少期に体験するトラウマを描き、
後半では記憶から消えていたトラウマが蘇り克服するまでを描いている。

私と本作との出会いは、友人の家で勧められて観た小学生の頃。
おそらくWOWOWで録画したと思われるVHS。
後半は微妙だから前半だけ観ようと提案する友人。
その時みた前半は物凄く楽しめたと同時に、
ティム・カリー演じるピエロ、ペニーワイズの強烈なビジュアルは、
作品の少年らほどではないが少しばかりトラウマになった。
それから後半を観たのは数十年後の高校3年生の時だ。
成長した子供達と同様に年月を経てからペニーワイズに戦いに挑んだ。
しかし最後には、お口ポカンな仰天オチが待っていた!
スティーブン・キング原作のため、
『スタンド・バイ・ミー』と似た要素もあるジュブナイルもの。
つまり友情は全てを乗り越えられる最強の武器だ。
2017年公開の子供時代に焦点を当てたリメイク版も、
斬新な映像で恐怖を演出しているのでおすすめ。
Stephen King's IT – 1990 Trailer
映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』予告編【HD】2017年11月3日(祝・金)公開
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