『プールサイド・デイズ』
公開:2013年
両親が離婚して、母と彼女の新しい恋人と過ごす14歳の少年ダンカン。
夏に彼の別荘で過ごすことになったダンカンは、馴染めず一人町を彷徨う。
そこでオーウェンという男性に出会い、自由気ままな彼に心を開いていく。
彼の仕事先のウォーターパークでアルバイトをすることになったダンカンが、
そこでひと夏の恋を経験する。
内気な少年が新たな出会いと共に成長していく映画。
暑い夏にかき氷を食べながらぜひとも見たい。
『アメリカン・グラフィティ』
公開:1973年
『アニマル・ハウス』
公開:1978年
大学入学を果たした二人の男子学生。
多くのサークルが新入生を歓迎していた。
最も人気のある格式高いサークルである“オメガ・ハウス”のパーティーに行くも適用できず。
それとは逆に毎晩のように飲んだくれて騒ぎを起こしてばかりいる“デルタ・ハウス”。
そちらで無事に入会を認められた二人。
しかし、学長はそんな“デルタ・ハウス”を嫌い、
“オメガ・ハウス”の幹部と手を組み追放しようと企んでいた。
サークルと書いたが、アメリカの大学に根付いているフラタニティと呼ばれる男子学生社交団体のことである。
フラタニティの特徴としては、同じ身分や容姿の人々が集まっていることといえる。
それぞれのフラタニティには入会条件が独自に設けられている。
そんなフラタニティが最もよく描かれた映画が本作。
友達作りに必須なフラタニティ。
君ならどのようなところに所属したい?
『小悪魔はなぜモテる!?』
公開:2010年
目立たない存在の女子高生。
彼女はある日、大学生と寝たとつい嘘をついてしまう。
すると、その嘘が誇張されてあっという間に広まり、一躍注目の的に。
そして今度は、いじめられているゲイの男子学生に懇願され、
カモフラージュとして2人がセックスしたと偽装する。
これを機に彼女は親友にまでアバズレのレッテルを貼られるものの、
開き直って噂通りのイメージを貫き通すことを決意。
その後も続々とモテない男子たちから偽装エッチをリクエストされ、
現金やクーポン券と引き換えに彼らの願いを叶えていく。
エマ・ストーンといえば、ハッチャけたお転婆娘演技が魅力。
学校という狭い空間かつ同じ時間を共有する場では、すぐに悪い噂が広まる。
適当に誰かが出まかせを言ったにしても、いつのまにか真実にように語られ、
全員が知ってしまっていることもあるだろう。
人から聞いたイメージを鵜呑みにするとロクなことがない。
そしてイメージを付けられた人が、それを払拭するのは非常に苦労を強いられる。
互いにとって損なことしかないので、
直接自分が接して思うこと以外でその人を判断してはならない。
『ビッグ』
公開:1988年
12歳の少年が、遊園地にあるレトロな占いマシーンに、
「早く大人になりたい」と願いを伝える。
翌日目が覚めると、大人になっていた。
自由の利かない子供のころなら早く大人になりたいと思ったこともあるだろう。
中身は子供のままで、身体が大人だとしたらあなたはどのように暮らしたい?
本作の主人公は、子供ながらの発想力を活かしおもちゃ屋さんで働くことになる。
大人になると、子供の感性を失ってしまう。
堅苦しい大人になってしまった方々に見てもらいたい名作。