春だ!特集!究極の青春映画100本

特集!映画紀行

『クルーレス』

公開:1995年

制作:アメリカ
監督:エイミー・ヘッカーリング
出演:アリシア・シルヴァーストーン、ブリタニー・マーフィ、ポール・ラッド

おしゃれが大好きでダサいのが大嫌いな女子高生シェール。

しかし見た目ばかり気にしている自分の中身のなさに気づき変わっていく。


青春映画の主人公って内気な子だったりおバカな子が多くて、周りにイケてる子がいることが多いのだが、本作はそのイケてる子が主人公。

そんな子の日常を垣間見て、変わっていくさまを眺めていくうちに、

最初は鼻につくかもしれないが、とあることをきっかけに応援したくなる。

ツンツンしながらも、主人公を見守るポール・ラッド演じる義兄がいい味を出している。

Clueless – Trailer

『理由なき反抗』

公開:1955年

制作:アメリカ
監督:ニコラス・レイ 
出演:ジェームズ・ディーン、ナタリー・ウッド

17歳の少年をジェームズ・ディーンが演じ、家族や不良グループとの苛立ちを表現した演技で伝説的映画になった作品。


元祖青春映画とでもいえるので、青春映画特集では外すことができない。

ロサンゼルスの“グリフィス天文台”を含む公園といえば「ラ・ラ・ランド」にも登場するが、

この作品のロケ地として有名になり、ジェームズ・ディーンの銅像も設置されている。

「ターミネーター」や「トランスフォーマー」にも登場。

当時の定番デートスポットでもあったことから、青春スポット、そしてアメリカ映画史上においても重要な場所である。

思春期の反抗に深い理由なんてない。

Rebel Without a Cause – Trailer

『スパイダーマン』

公開:2002

制作:アメリカ
監督:サム・ライミ
出演:トビー・マグワイア

スパイダーマンになった青年の苦悩と戦いを描く。


マーべルヒーローの中でも最も青春を感じる作品はスパイダーマンであることは間違いない。

だって高校生のどこにでもいる若者なのだから。

それが他の金持ちや軍の実験台となったヒーローとは違い親近感のわく良いところ。

あのクモに噛まれれば誰だってなれるからね。

自分だったらどのように能力を使うかを考えたくなる。

しかし“大いなる力には、大いなる責任が伴う”。

使い方には注意したい。

MJとの逆さまでのキスシーンは映画史に残るロマンティックが止まらない瞬間だ。

困っている人がいたら助けてあげる僕らの“親愛なる隣人”は今日も飛び回る。

Spider-man (2002) – Trailer

『ハリー・ポッターと賢者の石』

公開:2001年

制作:イギリス、アメリカ
監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
どこにでもいる男の子が実は魔法界に平和と秩序をもたらす選ばれし男の子だった。

ハリーポッターは“アズカバンの囚人”からダークな作品になってしまうが、
第1作の本作は正統派学園映画である。
しかし違うところはここが魔法学校だということか。
本作は、「ホーム・アローン」などファミリー映画がお得意のクリス・コロンバス監督が、
壮大な原作の世界観を見事に映像化している。
ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が力を合わせてホグワーツに迫る悪と戦う物語。
といっても全体的に明るいテイスト。
そしてとにかくワクワク要素が多い。
組分け帽子はクラス替え。
クィディッチは運動会。
クラス対抗の優勝発表は運動会。
魔法授業に給食時間。
ホグワーツの願書はどこで手に入りますか?
ハリー・ポッターと賢者の石 予告編

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

公開:1985年

制作:アメリカ
監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J・フォックス
1985年から30年前にタイムスリップしてしまったマーティー・マクフライの話。

これも立派な青春映画だ。
だって“魅惑の深海パーティー”がでてくるんだぜ。
親も子も孫も全世代が楽しめる唯一無二な映画。
もはやこの作品について多く語る必要はない。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」予告編
総括
実のところ最初は30本くらいにまとめようと思っていたのですが、
書いていくうちに“あ~あれもあった”と増えていき、
キリがいい100本にしようと詰め込みました。
だいぶ前に見た映画もあり、
お気づきの通りそれらの作品の解説は短めとなっております。
しかし良い青春映画に変わりはないのでご安心ください。
映画をそれほど普段見ない方々には、
作品選びの参考にしていただけるよう書いております。
予告も付けているので、未鑑賞の方はぜひ一度ご覧ください。
短い予告なのに見どころ満載で一つの作品となっており、
惹きつけられるのも青春映画の特徴。
それにしても多くの多種多様な青春映画が作られ続けていますね。
人間が生まれ成長する限り、誰しもが通る思春期。
共通の経験があるからこそ支持されやすいジャンル。
しかし大人になろうと子供心を忘れた息苦しい生活に縛られたくはない。
そんな時は青春映画を見てリフレッシュして現実世界に生かしてほしい。
特に仕事で疲れた日には、おバカ映画がおすすめ。
見ているときだけでも、仕事の疲れは消えるだろう。
映画には魔法効果があります。
現実に影響を及ぼすことも多々あります。
それではこれからも…
映画と共にあらんことを。
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