2018年12月12日(水)
マカオ
~世界遺産30ヵ所を1日徒歩で完全制覇の旅~
Part7
日本とマカオを繋ぐファサード
旅の概要
マカオは現在30ヵ所の世界遺産が存在する。
小さな面積のため、1日で全てを周ることができるらしい。
そこで、移動は徒歩のみで全制覇しようではないかというのが今回の旅の目的だ。
【世界遺産30ヵ所】
ギア要塞⇒クリア
カモンエス広場⇒クリア
カーサ庭園⇒クリア
プロテスタント墓地⇒クリア
聖アントニオ教会⇒クリア
聖ポール天主堂跡
ナーチャ廟⇒クリア
旧城壁⇒クリア
モンテの砦
イエズス会記念広場
盧家屋敷
カテドラル
カテドラル(大堂)広場
聖ドミニコ教会
聖ドミニコ広場
仁慈堂
三街會館(關帝廟)
セナド広場
バラ広場
媽閣廟
港務局
鄭家屋敷
リラウ広場
聖ローレンス教会
聖ヨセフ修道院及び聖堂
ドン・ペドロ5世劇場
聖オーガスティン教会
聖オーガスティン広場
ロバート・ホー・トン図書館
市政署
聖ポール天主堂跡とは
イエス・キリストの使徒聖パウロに捧げられた聖ポール天主堂は、1602年にポルトガルのイエズス会によって建てられました。当時のアジアでは最大のカトリック教会です。
ここはアジアでのキリスト教布教活動のトップを切った場所として、ヨーロッパの王族たちの寄進を受けたため、非常に栄えていました。しかし、主要都市としての地位を香港に奪われた後、勢いが衰えはじめ、1835年の火事により建物のほとんどが焼けてしまいます。残されたのは、石造りのファサード(建物の正面部分)と、68段の階段だけでした。
火事からも焼け残ったファサードは、イタリア人イエズス会士カルロス・スピノラの元、日本人キリスト教徒と現地の職人によって彫刻がなされました。
当時日本はキリスト教を厳しく弾圧していたため、多くの日本人キリスト教徒は追放されたり迫害を逃れたりしてマカオへ渡って来ていたのです。
ファサードを傾きから守るために、基礎部分を掘り起こしたところ、宗教遺物と共に彼らの遺骨も発見されました。
(引用:世界遺産オンラインガイド)
いよいよ目の前に『聖ポール天主堂跡』が!
これは凄い存在感。
美しい。
壁面にはザビエルをはじめとする聖人像や天使、当時日本人が書いた漢字の文字などの彫刻が見られる。
菊は日本を、牡丹は中国を表している。
いざ入門。
裏側。
これからもずっと残りますように。
採掘跡かな。
まっすぐ進むとちょっとした博物館がある。
営業時間
9:00~18:00(最終入場は17:30、火曜は~14:00)
無休。
マカオ総督(任期1688年-1691年)であり、またソロールとチモールの総督(1698年任命)でもあったアンドレ・コエリョ・ピエイラの墓穴(1705年2月2日没)と記載されている。
こちらは展示室の中ではなく、入門して奥の左側にある。
漢字が書かれている。
続いて向かうはこれまた世界遺産の『モンテの砦』。
モンテの砦とは
1617年から1626年にかけてイエズス会修道士によって建造された軍事要塞で、総面積は約8000㎡、四方を防壁に囲まれています。中国側に面した北側の壁だけが低く造られ、砲台も設置されていません。東・西・南側には合わせて20台以上の大砲が設置されていて、どの方向からの攻撃にも対応できるようになっています。1922年にはここから放たれた大砲の弾がオランダ軍火薬庫に着弾し、勝利に貢献しました。
1623年にイエズス会からマカオ総督の手に渡ってからは、18世紀半ばまでは総督官邸が置かれ、1960年代にポルトガル軍が撤退するまで軍事施設として使用されてきました。
(引用:世界遺産オンラインガイド)
営業時間
7:00~19:00
無休
砦なので登るわけですよ。ふ~。
エスカレーターがあると聞いていたのですが発見できず。
大砲らしきものも見えますね。
やはり見えたか。
そして急な坂を上ると大砲さん。
大砲の間隔が狭い。
さらに上る。
進んで左手にお手洗いがあります。
14時15分
到着。
目の前にあるのは、
『マカオ博物館』
開館時間: 10:00~18:00(チケット販売は17:30まで)。祝日を除く月曜休館
入館料: 大人15パタカ(約210円)、学生8パタカ(約112円)、マカオID所持者、12歳以下の子供と65歳以上の方、学校関係者と非営利団体(訪問の7営業日前までに申請が必要)は入場無料。火曜日と毎月15日は一般も入場無料。
入口はいるとエスカレーターがあり、下るとチケットカウンターがあります。
時間がないのですぐ上がりまた今度。
でっかい木。
とまりすぎ。
やってみたくなるよねぇ~。
下りてきた。
ふもとの大階段は観光客でごった返し。
さようならポール。
こちらの像は、
ポルトガルと中国の友好記念碑。
そしてここも世界遺産。
『イエズス会記念広場』
聖ポール天主堂跡に続く階段を含んだ広場。
お土産屋さんが多い。
でたぁ!マカオ名物のエッグタルト!しかしここは本店ではないので食べずにスルー。
しかしこの判断が凶と出ることに…。
この通りでおじさんがキリスト教の布教活動をしていた。
たしかにここは絶好の場所だ。
そしてトートバッグを配っていたのでもらった。
もちろん宗教なので無料。
マカオ旅の記念になるしっかりとしたバッグ。
中にはたくさんのキリスト教パンフレットが入っていた。
そしてこのブログを書いている3月7日現在、
しっかりと見ずに放置していた中身を確認すると、
まさかのキーホルダーが入っていた。
しかしパンフレットは中国語で全く理解できない。
聖書は読み物としても面白いから残念。
せめて英語で書いていただければ…。
14時30分
撤収。
以上
No.8世界遺産『聖ポール天主堂跡』
No.9世界遺産『イエズス会記念広場』
No.10世界遺産『モンテの砦』
観光客が多く賑わっていて雰囲気のいい場所でした。
次回予告:3つの世界遺産広場。
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