2018年12月12日(水)
~世界遺産30ヵ所を1日徒歩で完全制覇の旅~
完結
なんだ、ここが極楽浄土か
マカオは現在30ヵ所の世界遺産が存在する。
小さな面積のため、1日で全てを周ることができるらしい。
そこで、移動は徒歩のみで全制覇しようではないかというのが今回の旅の目的だ。
【世界遺産30ヵ所】
クレジットカードが使えないマカオ。
マクドナルドで食事すらできないなか、
歩いているとパン屋さん発見。
美味しそうなパンたち。
ガラスケース越しに外から見える範囲のパンを眺めているとどれも高い。
いや安いのだが所持金では買えない。
諦めかけたその時、
目に入ったのは
“4$”
日本円で56円。
しかし商品名が中国語で書かれているため何かわからない。
どんな具が入っているかわからない特有のテカリを魅せる小さなパン。
これ下さいと言っても英語が全く通じない。
ジェスチャーでアピール。
店を出て歩きながらさっそく一口ガブリ。
少し噛みごたえのある生地。
そして中身はあんこ風のねちゃっとした甘いやつ。
これは当たりだ。
されどパン1個だが、空腹は満たされた。
17時00分頃
1時間ほど歩きやっとこさで賑わう都市部に戻ってきた。
こちらの『ダイヤモンドカジノ』に入ってみる。
あちこちにカジノがあるのに、
入らず帰るのはもったいないのでね。
もちろん内部は撮影禁止。
シンガポールの時に入ったカジノはパスポート提示が必要だったが、マカオはゆる~い。
何かの探知機みたいなゲートを通過するだけ。
中へ入るとかなりの人がギャンブリング。
お金がないのでぐるっと回って退散。
17時10分
出て少し歩くとついに換金所発見!
あちこちにカジノがあるから換金所も同じくたくさんあるのだろうと甘い考えだったのだが、街中で見かけたのはこれが最初で最後だった。
換金所では、香港ドルかマカオの通貨パタカのどちらかを選べる。
レートは香港ドルの方がいいが、
記念に欲しいのでパタカを選ぶ。
ちなみに残念ながらパタカと香港ドルは併用はできない。
マカオでの滞在時間もわずかなので、交通費や食費のために1,000円を換金。
66.7パタカ(907円)になって私のもとへ帰ってきた。
『エンペラーホテル』に到着。
ここから空港のあるダイパ島へ向かうバスが出ている。
ホテル内に入るもバス乗り場がわからないため、フロントマンに尋ねる。
しかし…このホテルは私の求めている“エンペラーホテル”ではなかったのだ。
失礼ながら“本物のエンペラーホテル”の場所を聞きそちらに向かう。
少し歩くと本物の『エンペラーホテル』が見えてきた。
先ほどのホテルは“帝国”と書かれていたが、
こちらは“英皇”。
英語表記は同じ“Emperor”。
しかしこちらのホテルは前に“Grand”がついていた。
上には上がいた。
ややこしや。
夕焼けが綺麗。
立派なホテル。
バス乗り場はすぐにわかるほど行列ができている。
ホテル正面出入口を背にして左側。
看板も建っているのでわかりやすい。
17時40分
こちらの無料バスでダイパ島にある『シティ・オブ・ドリームス』に向かう。
そこから空港行のバスが出ている。
高級ホテル『バンヤンツリーマカオ』が現れた。
夜は全てが光り輝くマカオの街並み。
すると隣の愉快な優しそうなおじさんが話しかけてきた。
この方はロシアからバカンスにやってきているそう。
しかし英語は通じなくロシア語で積極的に話しかけてくる。
スマホの写真を見せて説明してくれるので何を伝えたいのか予想しながら聞き入る。
ウクライナに行ったときに川で水遊びをしている動画を見せてくれた。
真夏の時期かと思いきや、極寒の時期だったようで中々クレイジーなおじさんだ(笑)
1人で来たのかと思いきや、すぐ後ろの席に5人くらいの家族がいた。
奥さんと子供たちで来ているとのこと。
動画や写真を撮るのが好きだそうで、マカオの道中の動画も見せてくれた。
次は確かタイだったかに行くと言っていたかな。
そんな優しい癒しなロシアおじさんは高級ホテルに着くと家族とともに降りて行った。
どうやらさっきロシアおじさんが降りた場所が『シティ・オブ・ドリームス』だったようだ。
そのまま終着駅の『スタジオシティ』へやってきてしまった。
まぁまだ時間はあるので夜のマカオを観光。
ご覧ください。
これが夜のマカオ。
ピッカピカ。
この世のものとは思えない風景が続く。
“どうやら私は極楽浄土に来てしまったようだ”
こちらが『スタジオシティ』の正面。
金メダルが2つ。
あの輪っかをX-Wingでくぐりたい。
色も変わる。
1日いくらの維持費がかかっているのだろうか…。
凱旋門にエッフェル塔。
パリゾーン。
ハリウッドの映画会社みたい。
高級ホテル『ザ・パリジャン・マカオ』。
ド派手な音楽が鳴り響きまるでテーマパーク。存在感を放つあちらが『シティ・オブ・ドリームス』。
こちらも高級ホテルの『コンラッド・マカオ・コタイ・セントラル』。
マカオにドミトリーのような格安宿泊施設は一切ないので、
貧乏バックパッカーには泊まることはできませぬ。
一通り夜景を楽しんだのできっと空港行バスがあるであろう『スタジオシティ』の中に入る。宿泊の他、エンターテイメント施設でもあるここ。
バットマンのアトラクション『Batman Dark Flight』は、
ゴッサム・シティの中を飛び回ることができる4Dアトラクション。
値段は120パタカ(≒1,633円)と高め。
時間は20分間と長め。
激しく動き回るそうなので乗り物酔いする人は注意。
レゴでできたスタジオシティ。
トイレに行くまでの通路の両サイドの壁にかかっていた。
他にもホスやエンドアなどがあった。
そろそろ空港に向かわなくてはならない。
1FにいたT-REX。でかすぎ。
派手に叫び散らしていた。
エジプシャンシアター。ハリウッドにありますね。
カジノの入口がチャイニーズシアター。
こちらに入り、インフォメーションカウンターの女性にバス乗り場を尋ねる。
その方は、カジノを通り抜けて外に出なくてはいけないという。
そんなことあるかいと不思議に思いつつも言われた通りに進む。
外に出るとバス停が。
カジノを通らなくては辿り着けない不思議なバス乗り場。
19時40分
発車。
19時46分
空港到着。
わずか6分。近すぎ。
20時には空港に着きたかったので、時間通り。
ようやくまともな食事ができる。
日中に食べることができなかったマクドナルドの
ダブルチーズバーガー 23.5パタカ(≒320円)
ホットキャラメルサンデー 15パタカ(≒204円)
美味しい。
しかし私の前に並んでいた人がクレジットカードを差し出したところ、
キャッシュオンリーと断られていて“うっそー!”と苦笑いして買うのを断念していた(笑)
自分を見ているようだった。
しかしここは空港だ。換金所があるではないか。
しかし空港でもクレジットが使用できないって…。
マカオ国際空港は小さな空港ですが、しっかりお土産屋さんもいくつかあるので安心。
お土産屋はクレジットが使えたのだが、何パタカ以上かは忘れたが、
その金額からでしか利用はできない。
お土産を購入。
意外なことに、
お土産屋さんには一切エッグタルト関連のお菓子はなかった。
なんとしても食べなくてはならない名産エッグタルト。
ポルトガルから伝わった伝統的食べ物である。
本当はマカオのエッグタルト発祥の地である『ロード・ストーズ・ベーカリー』で食べたかった。
その後、パンダをわずか150円で見れるというパンダ館に行くはずだった。
しかし“世界遺産巡り”の時間が押してしまい、断念。
最後の砦がここ、空港だ。
搭乗手続きを済ませ、2Fにあるフードコートへ。
この空港内で唯一のエッグタルトを扱うお店。
看板は出ていたが、エッグタルトが販売されているガラスケースの中を覗くも彼らの姿はそこにはなかった。
あぁやはり空港で唯一だし、夜の時間帯だからすでに売り切れてしまっているのだろう。
5人ほど並んでいる列に並びダメもとで順番を待つ。
自分の番が来た。

エッグタルト1つください。

…。(メニューを指さし)これですか?1つでいいんですか?
苦笑いする彼女。
あぁこれはもう売り切れだな。
マカオにまで来てエッグタルトを制することができなかったのか。
と次の瞬間!
(一旦CM)
彼女がおもむろにレジ下の引き出しを開けだした。
えっもしかして?(笑)
引き出しの中がこちらからも見えたが、
1つだけ薄い茶色の紙袋で包まれた手のひらサイズの物が現れた。
机にそれを出すと

20パタカ(≒273円)です。
私の予想なのだが、きっとこの店員の子はシフト後に、
この余ったエッグタルトを食べるのを楽しみにしていたのだろう(笑)
勤務時間も終盤を迎えた中、私が現れた。
そのまま売り切れとして隠していてもばれないのに。
ありがとう。
きっと苦笑いされたのは“あっ私が食べようと思ってたのに!”
と素の表情が出てしまったのだろう。
そんなこんなで最終目標のエッグタルトをゲット。
ご覧あれ。このテカリ。
顔を突っ込みたい。
サクサクな周りの生地。
一気にボロボロと膝の上に落ちるパン生地。
お掃除大変。
そしてエッグの部分。
トロットロ。
バニラビーンズの利いた甘いカスタードクリーム。
高級なプリンを食べているよう。
冷めても美味しいのだから温かかったらさらに美味しいんだろうなぁ。
5個は食べれるなぁ。
次はエッグタルト巡りかなぁ。
さようならマカオ。
いい旅でした。
日本人を見かけたのは2組だけだったなぁ。
しかし飛行機の出発が大幅に遅れる。
22時15分発の予定。
時間ぎりぎりになっても一向に搭乗開始にならない。
心配になり、リセプションに確認しにいく。
遅れているとのこと。
その受付の女性の方がまさかの日本人だった。
なぜ一切アナウンスがないのか。
耳を傾けていても他の飛行機の搭乗についてのみだ。
そんな文句は心の中に抑え再び待つ。
結局離陸したのは23時25分。
というわけで
次の旅先はフィリピンのマニラ!
危険な場所です。
東洋一のスラム街が近くにあったことを後々知りました。