『魔獣星人ナイトビースト』(1982)~J・J・エイブラムスの初仕事は大人版E.T.~

B級映画紀行
出典:Pixabay
級映画紀行
この世には、まだまだ知らぬ映画がわんさかある。
いつ公開されていた?
なんでこんなのソフト化した?
なんでVHSしかないんだ!

そんな映画はたいていこう呼ばれている。
B級映画
漁るとキリがないこのジャンルの沼へようこそ。

魔獣星人ナイトビースト

原題
Nightbeast
公開
1982年
製作国
アメリカ合衆国
製作
ドン・ドーラー
デイヴ・エリス
ピート・ギャレイ
リチャード・ガイヴィッツ
トム・グリフィス
トニー・マラノウスキー
ラリー・レイクマン
ジョージ・ストーヴァー
監督
ドン・ドーラー
脚本
ドン・ドーラー
出演
トム・グリフィス
ドン・レイファート
ジェイミー・ゼマレル
ジョージ・ストーヴァー
編集
ドン・ドーラー
音楽
J・J・エイブラムス
撮影
リチャード・ガイヴィッツ
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一言粗筋

地球に不時着した異星人が喧嘩を売られる物語。

ほのぼの感想あるいは解説

これをB級に入れていいのだろうか。いや、これはC級だ。Zとまでは言わない。

特殊効果は頑張ってるのが伝わってきたから。

邦題の“魔獣星人”って凄いネーミングを付けましたね(笑)

監督のドン・ドーラーはこういったテイストの作品ばかりを手掛けてきた方です。

地球に不時着したのに、すぐに不審者扱いされて戦いが勃発するんですね。

地球人は見た目で判断してくるからやっかいです。

可愛そうに、ただただ友好的に接したいだけかもしれないのに…いや、めちゃくちゃ撃つやないかい!!

超攻撃的異星人。

『E.T.』と同年で、数か月だけ後に公開されたのが本作。

『E.T.』の大人版という位置づけでしょうか。

レーザー銃の威力が強すぎる(笑)

レーザーを浴びると分解されるのか、存在が跡形もなく消えてしまう。

あと、冒頭のスペースシップの映像から気になって仕方ないのですが、カット割りがあまりにも多すぎませんか!!

目がシンドイし、頭がクラクラ。

そんなに角度変えるほど、映像に見応えないし!

ずっと暗闇で展開するし、何もかも突然なんだよなぁ。

お口周りが汚いのも特徴。

歯の長さが極端に違う…食べにくくないのかな。

でも何だか可愛い顔してるので憎めない。

一体何者なんだ。それは最後まで分からない。

地球人vs異星人の戦いが続き、電流攻撃によって彼は消滅してしまいエンディング。

なんだったんだろう、この映画。

レーザー銃以外の攻撃方法も、ひっかいたり腕や頭を引きちぎったり、とにかく凶暴な異星人でした。

まさに“魔獣星人”の異名にふさわしい。安らかにお眠りください。

日本版のポスターが可愛いのでチェックしていただきたい。

一言教訓

辺りが暗くても異星人の動きはバれやすい。

明日自慢できるトリビア

本作の音楽はあのJ・J・エイブラムス(『スターウォーズ/フォースの覚醒』監督)が担当している。当時16歳で、本作が初クレジットである。出演もしている。

本作のドン・ドーラー監督のもとで下積み時代を過ごしており、この作品が無ければ『スタートレック』『スターウォーズ』も担当しなかったことでしょう。

参照サイト: IMDb

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