魔獣星人ナイトビースト
一言粗筋
ほのぼの感想あるいは解説
これをB級に入れていいのだろうか。いや、これはC級だ。Zとまでは言わない。
特殊効果は頑張ってるのが伝わってきたから。
邦題の“魔獣星人”って凄いネーミングを付けましたね(笑)
監督のドン・ドーラーはこういったテイストの作品ばかりを手掛けてきた方です。
地球に不時着したのに、すぐに不審者扱いされて戦いが勃発するんですね。
地球人は見た目で判断してくるからやっかいです。
可愛そうに、ただただ友好的に接したいだけかもしれないのに…いや、めちゃくちゃ撃つやないかい!!
超攻撃的異星人。
『E.T.』と同年で、数か月だけ後に公開されたのが本作。
『E.T.』の大人版という位置づけでしょうか。
レーザー銃の威力が強すぎる(笑)
レーザーを浴びると分解されるのか、存在が跡形もなく消えてしまう。
あと、冒頭のスペースシップの映像から気になって仕方ないのですが、カット割りがあまりにも多すぎませんか!!
目がシンドイし、頭がクラクラ。
そんなに角度変えるほど、映像に見応えないし!
ずっと暗闇で展開するし、何もかも突然なんだよなぁ。
お口周りが汚いのも特徴。
歯の長さが極端に違う…食べにくくないのかな。
でも何だか可愛い顔してるので憎めない。
一体何者なんだ。それは最後まで分からない。
地球人vs異星人の戦いが続き、電流攻撃によって彼は消滅してしまいエンディング。
なんだったんだろう、この映画。
レーザー銃以外の攻撃方法も、ひっかいたり腕や頭を引きちぎったり、とにかく凶暴な異星人でした。
まさに“魔獣星人”の異名にふさわしい。安らかにお眠りください。
日本版のポスターが可愛いのでチェックしていただきたい。
一言教訓
明日自慢できるトリビア
本作の音楽はあのJ・J・エイブラムス(『スターウォーズ/フォースの覚醒』監督)が担当している。当時16歳で、本作が初クレジットである。出演もしている。
本作のドン・ドーラー監督のもとで下積み時代を過ごしており、この作品が無ければ『スタートレック』も『スターウォーズ』も担当しなかったことでしょう。