2018年12月12日(水)
~世界遺産30ヵ所を1日徒歩で完全制覇の旅~
Part5
人のいない世界遺産
マカオは現在30ヵ所の世界遺産が存在する。
小さな面積のため、1日で全てを周ることができるらしい。
そこで、移動は徒歩のみで全制覇しようではないかというのが今回の旅の目的だ。
【世界遺産30ヵ所】
カーサ庭園
プロテスタント墓地
聖アントニオ教会
聖ポール天主堂跡
ナーチャ廟
旧城壁
モンテの砦
イエズス会記念広場
盧家屋敷
カテドラル
カテドラル(大堂)広場
聖ドミニコ教会
聖ドミニコ広場
仁慈堂
三街會館(關帝廟)
セナド広場
バラ広場
媽閣廟
港務局
鄭家屋敷
リラウ広場
聖ローレンス教会
聖ヨセフ修道院及び聖堂
ドン・ペドロ5世劇場
聖オーガスティン教会
聖オーガスティン広場
ロバート・ホー・トン図書館
市政署
1821年にイギリスの東インド会社によって造られました。カトリック中心のマカオにおいて、初めてのプロテスタント墓地になります。
埋葬されている人々は様々で、イギリス人画家ジョージ・チナリーをはじめアメリカやイギリスの宣教師や貿易商、東インド会社の高官などです。マカオにおけるコミュニティの多様さを知ることができます。
敷地内にはイギリス人のプロテスタント伝道師であるロバート・モリソンを記念して建てられたモリソン礼拝堂があります。彼は初めて聖書を中国語に訳したことでも知られています。彼は、自身の妻が亡くなった時に、東インド会社にプロテスタントのための墓地にする土地購入をはたらきかけ、このプロテスタント墓地が造られるきっかけとなりました。
礼拝堂の中はきわめて質素で、カトリック教会のような豪華な装飾はありません。ステンドグラスの中央には開いた本のモチーフが彫られ、これは聖書であると考えられています。また、「太初有道」という漢字がステンドグラスに刻まれており、東西文化の共存が見受けられます。
(引用:世界遺産オンラインガイド)
営業時間は8時30分から17時30分。
イギリス東インド会社は、アジア貿易を目的に設立された、イギリスの勅許会社である。アジア貿易の独占権を認められ、イングランド銀行から貸付を受けながら、17世紀から19世紀半ばにかけてアジア各地の植民地経営や交易に従事した。
当初は香辛料貿易を主業務としたが次第にインドに行政組織を構築し、徴税や通貨発行を行い法律を作成して施行し、軍隊を保有して反乱鎮圧や他国との戦争を行うインドの植民地統治機関へと変貌していった。セポイの乱(インド大反乱)の後、インドの統治権をイギリス王室に譲渡し、1858年に解散した。(引用:Wikipedia)
『プロテスタント墓地』は『カモンエス広場』を出てすぐ隣にあります。
『モリソン礼拝堂』
確かに派手さは全くないですね。
そして『プロテスタント墓地』。
観光客は誰一人いません。お墓なので。
イギリス人画家ジョージ・チナリー氏のお墓。
カーサ庭園は庭園と洋館からなっています。コロニアル様式(植民地時代の建築様式。その土地の材料や風土と母国の建築様式の結合が特徴)の建物と、熱帯の植物が多く植えられた庭園で、小さな池も造られています。
1770年代に地元の富豪であるマヌエル・ペレイラの別荘として建設されました。東インド会社が借用してスタッフを常駐させたこともあります。
後にマカオ政府の所有となりますが、現在は東方基金会という財団のマカオ本部となっています。
2階はギャラリーとして開放されていて、大航海時代にちなんだ芸術品が展示されています。
(引用:世界遺産オンラインガイド)
営業時間は9時30分から18時。
土日は休業。
こちらも隣接している『カーサ庭園』。
“東方基金会”という財団のマカオ本部でもあります。
趣のある庭園。
こちらも人は全くいません。
洋館に入っていくスタッフを一人見かけたくらいでした。
コイいるねぇ。
たくさんいるねぇ。
残念ながら2階のギャラリーは閉まっていました。マヌエル・ペレイラ氏のブロンズ像。
以上
世界遺産No.3『プロテスタント墓地』
世界遺産No.4『カーサ庭園』
13時45分
観光終了。