『シャザム!』(2019)~童心をくすぐるヒーロー映画~

SF
出典:IMDb
映画を見れば誰かと共有して話したくなる。
しかし話す人がいない。
そんな映画愛好家は世界中に山ほどいることだろう。
私もその一人。
そこで私は独自の感想をネタバレ含んでただただ長々と述べる自己満駄話映画コーナーを創設した。
お役に立つ情報は一切なし!
しかし最後まで読めばきっとその映画を見たくなることでしょう。
さぁ集まれ映画好きよ!

今宵の映画は…
NJ
NJ

ヒーローになりたかった子供時代を思い出します

出典:IMDb

シャザム!

原題
Shazam!
公開
2019年
製作国
アメリカ合衆国
製作
ピーター・サフラン
監督
デヴィッド・F・サンドバーグ
『ライト/オフ』(2016)
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)
出演
ザッカリー・リーヴァイ
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)
マーク・ストロング
『キングスマン』(2013)
アッシャー・エンジェル
ジャック・ディラン・グレイザー
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)
『ビューティフル・ボーイ』(2018)
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)
ジャイモン・フンスー
『アミスタッド』(1997)
『ブラッド・ダイヤモンド』(2006)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
脚本
ヘンリー・ゲイデン
『アース・トゥ・エコー』(2014)
ダーレン・レムケ
『ジェミニマン』(2019)
原作
フォーセット・コミックス
『キャプテン・マーベル』
編集
ミシェル・オーラー
『ライト/オフ』(2016)
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)
『死霊館のシスター』(2018)
音楽
ベンジャミン・ウォルフィッシュ
『ライト/オフ』(2016)
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)
撮影
マキシム・アレクサンドル
『ハイテンション』(2003)
『ミラーズ』(2008)
『サイレントヒル: リベレーション3D』(2012)
『ハッピーボイス・キラー』(2014)
『アナベル 死霊人形の誕生』(2017)
『クロール -凶暴領域-』(2019)
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一言粗筋

ヒーローに選ばれた普通の少年の物語

ほのぼの感想あるいは解説

間違いなく近年のDC実写映画の中で一番面白かった。

マーベルは10年以上かけてじっくりと積み重ねて、原作ファン以外の新たな客層を取り入れることに成功した。

最初は馴染のないキャラとしか見れなかったが、作品を重ねるごとにそれぞれに個性や生き方の違いが出てきて、大勢いるキャラクターの中から応援したい自分のお気に入りができたことも長く愛される要因になったのでしょう。

その集大成と当然の結果が、歴代興収1位の大記録を打ち立てた『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』(2019)であった。

一方のDCはヒーローがクロスオーバーする世界を大成功させたマーベルに突き放されていた。

焦ったDCは、2013年に公開された『マン・オブ・スティール』の3年後に、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を発表。

そして同じ年に『スーサイド・スクワッド』も公開。

両作品ともに完成度は残念なものであった。

しかし個人的には、後者はワンダーウーマン登場から一気にボルテージが上がり楽しめた。

それでもDCは次々と作品を急ピッチで世に送り込んだ。

2017年『ワンダーウーマン』『ジャスティス・リーグ』を公開。

前者でようやく立て直しに成功、しかし後者では突然DCエクステンデッド・ユニバースが開始した。

出典:LRM

単体作品も公開されていないアクアマンサイボーグ、そしてドラマ版とは関係のないフラッシュらが一気に登場。

馴染がなさ過ぎてついていけない私。

まさに「急がば回れ」

フラッシュ、急ぎ過ぎだぞ~。

そんな流れで公開された『シャザム!』は、予想外なことにいかにもマーベル感が強く、私も惹かれてしまった。

いや、スーパーマンバットマンも好きですよ。

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ただ、クリストファー・リーヴ版のように親しみやすい感じや、ティム・バートン版のような着ぐるみ感というかおもちゃ感のあるのが見たいんですよ。

最近のはただただ能力を無駄遣いした激しいアクションの連続。

そりゃ薄っぺらい。

見せ場の作り方が下手なんでしょうね。

ヒーローものに精通している人たちが作ったならそうはならないと思うんだけどなぁ。

CGを使ったアクションだけが激しくても、ドラマの部分が濃厚で感情移入しやすければいいのです。

『シャザム!』のストーリーは特に捻りのない王道のヒーロー映画です。

それがいいんです。わかりやすいから。

馬鹿みたいなこと言っているけれど簡潔で楽しめるヒーロー映画なんて最高じゃん。

今こそシャザーーーーム!!

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魔術師シャザムは能力を継いでくれる後継者を探していた。

能力を悪い方向に利用されては困るので条件は「純粋であること」

何人も面接したが後継者に当てはまる子供はいない。

気付けば老いてしまったシャザムは慌てていた。

そこでついにビリーという名の少年がシャザムに選ばれた。

彼は幼少期に母親に捨てられ、現在ではその母を探すために警察沙汰になることが度々あった。

養子として引き取られるも、うまくはいかずに複数の家庭を転々としていた。

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「シャザム!」と唱えると、身体は大きくなり能力を使うことができる。

唱えるだけでなれちゃうんだから簡単でいい。

そしてまた唱えればすぐ戻れる。

スーパーマンやスパイダーマンのように変装する必要はない。

しかし他のヒーローと違って変身後の容姿が自分では選べないのがツラい。

衣装も固定式。

マントは無い方がいい。

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『Mr. インクレディブル』(2004)でそう学びました。

ビリーは5人の養子のいる新しい家族に引き取られ、最初は心を開かなかったが、一緒に住む同級生と親しくなる。

スーパーヒーローオタクである彼はビリーの能力に釘づけ。

特にバットマンスーパーマンが好き。

スーパーマンが弾いた弾丸をコレクションしているくらいだ。

コンビニ強盗に出くわしさっそく能力を試す。

「スーパーマンのように弾丸を弾けるんじゃね?」

お見事。

シャザムの能力はほとんどスーパーマンと同じ。

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手からビームも出ちゃいます。

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ビームで自販機を故障させコーラを出しまくる。

発想は子供ですからね。

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何ができて何ができないのかを試す。

残念ながら透明になる能力はありませんが、男のロマンが詰まっている。

その様子を親友が堂々とネットにアップし、シャザムは一気に人気者に。

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わかりやすいくらいの敵が現れた。

彼も同じような能力を持っていた。

演じるのはマーク・ストロング

コミック原作の映画に出るのは5度目とベテラン。

最近だと、『キングスマン』(2014, 2017)シリーズ2作、レイノルズの黒歴史でありDCコミックス原作の『グリーン・ランタン』、そして『キック・アス』(2010)

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『キック・アス』で共演したんだし、私の大好きなアメコミファンのケイジも出してあげてくれませんか?

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実は彼は幼少期にシャザムに“拒否”された人物。

その恨みで能力を得た人間を探しまくる毎日を送っていた。

同じような経験をした人々を調査してあの場所へ行く方法を発見し、そこで魔物の力を得ることに成功。

たしかに突然出会ったシャザムとかいう変なおじさんに「お前じゃない」と認定されるのはたまったもんじゃない。

能力は欲しいが、思わずこっちも「お前じゃない」と言いたくなってしまう。

せめてそこでのやりとりを記憶から消すくらいのことはしてもらいたい。

それなりに純粋だったかもしれない子供が、これを機に反逆児になる可能性もある。

人は自分の言ったことを覚えていないが、言われた方はいつまでも覚えている。

発言には責任を持たなければならないと改めて意識させられる。

しかし日が経てばそれすら忘れてしまうのであった。

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シャザム!

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最終決戦へ。

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このおもちゃ屋さんの床のピアノを踏み鳴らすシーンは『ビッグ』(1988)のオマージュですね。

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大人になりたいと占いマシーンに願った子供が翌日目覚めると大人になっていたトム・ハンクス主演のファンタジー。

何度見ても大好きな作品。

アイディアに困っている子供向けおもちゃ会社の社長を、子供心を実際に持つ主人公が当事者の発想力で助ける。

特にこのピアノの名シーンは社長を童心に返らせる重要な場面。

大人になると膨大な経験と知識があるせいで、それが邪魔して物事を純粋な目で見れなくなってしまうのがやっかいだなとつくづく思う。

映画やドラマはそれを思い出すきっかけを与えてくれるいいものです。

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一人じゃとても勝ち目がない。

DCヒーロー誰か助けに来いよと思ってしまうが、『シャザム』にはその展開は必要ないようだ。

出典:IMDb

こここそ最も上がる瞬間!

養子キッズが「シャザム!!!!!」

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この展開は熱い。

を見ているよう。

全員が元々着ていた服と同じ色に変身している。

魅せ方が上手い。

選ばれし者が選ばれない者たちをヒーローにさせ、協力して悪と闘う。

最高の展開。

誰しもがヒーローになれる。

幼少期になりたいと憧れたヒーローや、夢中になった日々を思い出す。

まさにヒーロー映画として手っ取り早い一本です。

最後にとある方が登場したけれど、『シャザム!』は単体として切り離して続編が見たい。

魅惑の深海コーナー

2人のキャプテン・マーベル

シャザムはもともとキャプテン・マーベルという名で1939年に誕生した。

アーティストのCC・ベックとライターのビル・パーカーによって生み出された。

出典:DC Wiki – Fandom

初登場は1940年2月発行の『ウィズ・コミックス第2号』

出版社はフォーセット・コミックス

1940年代売上面でスーパーマンを凌ぐほどの人気であった。

しかしそのせいでスーパーマンに目をつけられてしまった。

出典:Comics by comiXology – Comixology.eu

彼が登場したのは1938年4月18日に発売された『アクション・コミックス 第1号』

1941年ディテクティブ・コミックス(現在のDCコミックス)は、出版社のフォーセット・コミックスと同年にキャプテン・マーベルを映画化したリパブリック・ピクチャーズを、“キャプテン・マーベルはスーパーマンの真似”という主張により著作権の侵害で訴えた。

そして訴訟から12年後まで裁判は続き、1953年8月14日フォーセット・コミックスDCコミックス40万ドルを支払い、今後一切キャプテン・マーベル関連のコミックを出版しないことで和解した。

しかし『キャプテン・マーベル』を失った代償は計り知れず、同年にウィズ・コミックスとフォーセット・コミックスは閉鎖することになってしまった。

出典:Comixology.eu

話は変わりマーベル『キャプテン・マーベル』の初登場は1967年に発売された『マーベル・スーパーヒーローズ 第12号』

ライターのスタン・リーとアーティストのジーン・コランによって生み出された。

出典:IMDb

この時はまだ、MCUでご存じのキャプテン・マーベル(Captain Marvel)ではなかった。

出典:LRMonline

最後には人類を助けるために行動するが、当初はスパイ活動で地球に送られてきたクリー人の男戦士Captain Mar-Vellであった。

彼が助けた市民が名前を聞き間違えて『Captain Marvel』と呼ばれるようになった。

しかし、このヒーローコミックは読者の心には響かなかった。

1972年DCコミックスは消滅したフォーセット・コミックスから別のキャプテン・マーベルを獲得した。

この時期にはマーベル・コミック“マーベル”という単語を商標登録していたため、キャプテン・マーベルは名前を変えざるを得なかった。

出典:silver age love child

そして改名して誕生したのがャザ

映画と同じく、原作でも唱えていた単語をそのまま名前にした。

30年の時を経て、かつて訴えられた会社のものになるというなんとも皮肉な展開だ。

いざこざのあったスーパーマンとも共演している。

映画でもわずかに共演していたが、このまましっかりとクロスオーバーしてャザスーパーマンに皮肉なセリフを吐く場面が見てみたい。

出典:Marvel

MCUでご存じのキャプテン・マーベルに繋がるキャラクターが初登場したのは、1968年3月発売の『マーベル・スーパーヒーローズ 第13号』だが、この時はまだアメリカ空軍少佐のキャロル・ダンバースとして登場している。

出典:Marvel Database – Fandom

彼女が超人的な能力を身につけたのは、1969年11月に発売された『キャプテン・マーベル 第18号』である。

出典:Marvel.com

続いて1977年1月発売の『ミズ・マーベル 第1号』ミズ・マーベルとして活動する。

出典:Marvel.com

ようやくキャプテン・マーベルを名乗るようになったのは、2012年6月に発売された『アヴェンジング・スパイダーマン 第9号』であって意外と最近である。

(参照:Digital Spy, newsarama, Wikipedia)

明日自慢できるトリビア

出典:ComicBookClog

ビリーと親友フレディが能力テストをする廃墟となった倉庫で、シャザムになったビリーの背後に映る「Ace Chemicals」と書かれた工場名は、ジョーカーが誕生した工場である。

出典:IMDb

原作の『シャザム!(キャプテン・マーベル)』は、初めてハリウッドが実写化したコミック原作のスーパーヒーロー映画である。
1941年に公開された『キャプテン・マーベルの冒険』

出典:Reddit

コミコンでブリー・ラーソン『キャプテン・マーベル』(2019)を演じることが発表された後、CNN「シャザム!ブリー・ラーソンがキャプテン・マーベル」DCマーベルの同一名のキャラクターを混同して見出しを付けて報道してしまった。

出典:YouTube

スーパーマンのカメオシーンは、これまで演じていたヘンリー・カーヴィルが当初は出演したがっていたが、他の仕事の都合もあり、なおかつ撮影場所の学校が短期間しか借りられなかったために仕方なく代役を立てて首から下のみを撮影した。
参照サイト: IMDb 

一言教訓

言った方は忘れていても直接言われた方は覚えているから気をつけろ

NJ映画日記Vol.1

ここでは最近見た私にとって良くも悪くもそんなに書くほどでもない映画を1つご紹介したりしなかったり。

この記事のタイトル映画とは一切関係性はございませんので悪しからず。

ジャンルくらいは合わせようかと思っています。

ただの筆者の日記です。

さらりと流す程度にご覧いただければ幸いです。

パシフィック・リム/アップライジング(2018)

1作目は大いに期待して映画館に見に行ったのですが、ハマりませんでした。

マイケル・ベイの映画のようにわちゃわちゃしていて疲れました。

といっても3作目の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(2011)は大好きです。

前2作も好きです。

4作目は映画館で途中で寝てしまいました。

その日が寝不足だったのもあります。

立て続けに見たトム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)は中盤から意識を失い、エンドロール始まりの馬鹿でかい音楽、ジョン・ニューマンが歌う『Love Me Again』という曲のア~~~~!!で目が覚めました。

かなり面白い作品でも睡魔には勝てません。

やはり少しでも眠い日はお家で見るべきですね。

あっ『パシフィック・リム』の話だった。

1作目がハマらなかったので続編の映画館鑑賞はパスしました。

現在、千葉真一にハマっていることもあって、彼の息子の真剣佑が出演しているのでこの機会に見ようと思いました。

見てみたところ…出番が極めて少ない。

セリフも数回叫ぶ程度。

せっかく英語が話せて顔もいいのにもったいない。

しかしこれが今のハリウッド。

千葉ちゃんの息子の今後が楽しみです。

個人的に2作目は雑な映画でしたね。

主演のジョン・ボイエガが、『スターウォーズ』シリーズのフィンのようにユーモアのあるキャラクターだったのは気にいりました。

それくらいです。

潔く怪獣を倒したらエンディングを迎えたのもよかったですね。

戦隊もののようで。

今回は怪獣が日本にやってきます。

前回がどこの舞台だったかも覚えてませんが。

今回重要な場所として富士山がキーになっている。

なんか噴火口がグツグツ煮え立ってましたわ。

あと、まだ人がいるかもしれないのにイェーガーが光のムチみたいなので、自らビルを倒しまくってそれを怪獣にぶつけるという罪深き行いをするんですね。

ボロボロになった日本はどこの国に補償されるのだろうか。

ヒーロー法の改正を願います。

もう、真剣佑が父親譲りの殺人拳を使って怪獣を仕留めた方が面白かったと思います。

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