特集!映画紀行
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飛び散れ汗!
エクスペンダブルズオーディション
いつ公開されるかはわからない『エクスペンダブルズ4』に備えて、熱き男たちのオーディションを開催しようというのが今回の目的。
この特集を組むにあたって調査してまず驚いたこと。
最も若いエクスペンダブルズメンバーのジェイソン・ステイサムですら51歳だということ。
老体に鞭を打ち続け我々に筋肉アクションをみせていただける今日に感謝したい。
そこで今回新メンバーのオーディションを行うにあたっていくつか応募条件を設けた。
②いくつかアクション映画の代表作があること。
③10人以上の人に暴力を加えたことがある人。
④80年代に筋肉を見せびらかしていた人。
これらをもとに、私はスライ(スタローン)から候補者らの職務経歴書を作成するよう頼まれた。
そして彼らの面接も任された。
しかし最終選考はスタローン様によって行われる。
ここで先に書類審査の結果、誠に残念ながら不採用となったり面接を断られてしまった俳優たちを理由を伴ってご紹介。
※妄想です。
そして選ばれた究極の10人をスタローンの最終実技選考に送り出したい。
ドウェイン・ジョンソン
1972年5月2日生まれ、現在47歳。
近年の作品の世界興収が絶好調で、まだまだ若造で消耗したりないため。
『ワイルド・スピード』色が強くなるため。
ヴィン・ディーゼル
1967年7月18日生まれ、現在51歳。
彼の俳優キャリアは『プライベート・ライアン』(1998)から勢いづいたが、当時31歳と遅咲き。
しかしその後のキャリアは順調で、
『リディック』シリーズ(3作)
『トリプルX』シリーズ(2作)
『ワイルド・スピード』シリーズ(8作)
といったシリーズハンターなのである。
と同時に興行収入でも大いに成功を収める賞金稼ぎでもある。
しかしスライは、すでにジェイソン・ステイサムが出演済みのため『ワイルド・スピード』色が強くなるという理由で、ドウェイン・ジョンソンと共に落選。
キアヌ・リーヴス
1964年9月2日生まれ、現在54歳。
『スピード』(1994)でブレイクし、『マトリックス』(1999)で大スターに。
『ジョン・ウィック』(2014〜)シリーズが興業も批評も絶好調で未だに現役バリバリでやっておられるので、スライが声を掛けづらいということで今回は候補の段階に収まりました。
ちなみにジョン・ウィックは、映画史上最も人を殺した人数が多いキャラクターだ。
と同時に3作目は1人の人物が殺した人数の最も多い映画である。
1作目:91人(銃殺73人、剣・ナイフ6人、そのほか12人)
2作目:119人(銃殺110人、剣・ナイフ2人、そのほか7人)
3作目:167人(銃殺124人、剣・ナイフ32人、その他11人)
合計:377人
(参照:cinemablend.com)
シルヴェスター・スタローン演じるランボーでさえ殺した人数は211人。
内訳だが、1作目は意外と1人、2作目51人、3作目72人、4作目87人とどんどん過剰になっていく。
5作目の公開も控えているため、今後は4作目を控えるジョン・ウィックとキルカウントの一騎打ち。
いやランボーが相当殺さなくては差は開くばかり。
とりあえずぶっ放して対象を選ばず殺しまくるランボーと、静かに確実に仕留めるジョン・ウィックとの殺し方の違いに注目してみるのも一つの楽しみ方だ。
ちなみに最も死者が多い映画は『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(エクステンデッド・エディション)』(2003)。(参照:Movie Body Counts)
なんと一つの映画の中で836人も死んでいるそう。
劇場版でさえ201分もあるのだが、このバージョンは250分にも及ぶ。
大規模な戦いがずっと続きますからそりゃそんな数になりますわね。
ジョン・トラボルタ
1954年2月18日生まれ、現在65歳。
かつて『サタデーナイト・フィーバー』(1977)と『グリース』(1978)で世の女性を虜にした青春スターも定年を迎えた。
定年休暇が欲しいということで断られました。
ちなみに実際に『エクスペンダブルズ2』のオファーを断っている。
ニコラス・ケイジもオファーを受けていたが同じくスケジュールの都合上断念。
この二人の共演作といえばジョン・ウー監督の『フェイス・オフ』(1997)だが、当初はスタローンとシュワルツェネッガーの二人が同役に考えられていた。
ジャン・レノ
1948年7月30日生まれ、現在70歳。
80年代に『グラン・ブルー』(1988)がヒットしたが、アクション映画ではない。
『レオン』(1994)は最高だが、スライはやはり80年代に活躍した同胞と映画を作りたいとのことで落選。
チョウ・ユンファ
1955年5月18日生まれ、現在64歳。
監督がジョン・ウーなら出演したいと断られた。
しかしウー本人は現代のハリウッド映画を嫌っているため実現はしないだろう。
トム・クルーズ
1962年7月3日生まれ、現在56歳。
ギャラが高いので当然ながらカメオ出演での依頼をしたのだが、
それでもギャラは消耗品野郎5人分の総額ということで断念。
それなら消耗品野郎を5人救う。
1954年4月7日生まれ、現在65歳。
2014年時に実際に『エクスペンダブルズ4』のオファーを受けている。
「スライは私を“エクスペンダブルズ4”に欲していました。私は“OK”と言ったよ。すでに2と3の依頼を受けていたけれど、断ったからね。いや、断ってはいないんだ。こういったんだよね。“スライ、あなたと僕とだけでやらないか?たくさんの人たちの中の一人や、たった5分のためだけではなく”。その時オーディエンスは“あらま”って感じだったから、私は候補から消えたよ。」
(参照:DEN OB GEEK)
スタローンとW主演映画も見てみたい。
と思っていたら、2017年にW主演映画『Ex-Baghdad』の製作が決定していた。
米Deadlineによれば、物語の舞台はイラク。中国政府が運営する石油精製所で、ある日襲撃事件が発生。作業員たちを無事保護すべく救助に駆けつけた民間警備員(チェン)が、オイルマネー目当てに製油所の乗っ取りを企む襲撃犯一味に、元米軍海兵隊員(スタローン)とチームを組んで立ち向かうという内容のようだ。
(引用:映画.com)
しかしそれから音沙汰はない。
中止となったニュースも特にないので今後公開予定なのか。
『エクスペンダブルズ4』に関してもOKとは言ってるし出演する気はあるのかな?
出番が少なくてもスライの熱烈オファーに心が揺らいだのかしら。
ようやく昨年正式に4作目の製作が発表されたが、それまでの間、スライと製作陣でモメて一旦シリーズ中断になった時期が長すぎた。
インタビュー当時から5年も経ってしまっていて今後どうなるかはわからない。
ケイン・タケシ・コスギ
1974年10月11日生まれ、現在44歳。
日本を代表するパーフェクトボディ。
カクレンジャーのブラック。
リポビタンD。
数々のファイト一発を手に入れた筋肉俳優。
しかし今はゲームをするのに忙しいということで断られました。
サミュエル・L・ジャクソン
1948年12月21日生まれ、現在70歳。
マザーファッカー1回につき10ドルの罰金という特別ルールを設けたら断られました。
ケビン・スペイシー
1959年7月26日生まれ、現在59歳。
接触できませんでした。