海外紀行

天候はついに最悪を下回り地獄と化した。神がお怒りだ。私の運はここで尽きるのか。そんなことを考えながら全身の毛穴に猛風が入り込んでくる。

南湾から高雄までバスで移動するはずだった。しかしそのバスはなにやらそこを通り過ぎ、とある場所に向かっていた。外では高潮、高波、こんな時期に来るのではなかった。

ものすごい量の雨が降り注ぐ南湾から恒春へ移動するも土砂降りは変わらず。そして冷房が異常に効いた車内。体力的にも精神的にも限界だ！

最南端に向かうも全く辿り着けない。辺りは暗くなり天気は荒れてきた。そして食事は初日からコンビニおでん。幸先が悪い。

初日は高雄から最南端へ向かう。台湾に忍び寄るスコールの気配をこの時はまだ感じていなかった。

ついにシンガポールでの旅を終えた我々。乗継で訪れたマレーシアにて起こった水問題。乗継の際には注意が必要だ。

ついにシンガポール最後の夜。夜のマリーナベイにて偶然No.1マーライオンが多彩な色で輝き始めた。何とも神々しいマーライ様に圧巻。

セントーサ島で娯楽禁止という謎のルールを課して島を調査。巨大な政府公認マーライオンや非公認までいるではないか。そしてついに5体すべて揃うのであった....。

モヤりすぎていくらツッコミしてもキリがない、世界トップクラスのモヤモヤ奇界遺産。入ったら最後。それでも君には入る勇気があるか。

シンガポール最高峰の山『ブキティマウンテン』。最高峰といっても1時間もかからないくらいで登れる。しかし坂がきつい。疲労はピークを迎えていた。それでも登り続ける。それが旅。