
ケイジはアメコミの主人公が似合う
マンディ
地獄のロード・ウォリアー
マルタン・メッツ
ネイト・ボロティン
ダニエル・ノア
ジョシュ・C・ウォーラー
イライジャ・ウッド
アーロン・スチュワート=アン
一言粗筋
ほのぼの感想あるいは解説
舞台は1983年。
そのため80年代のスプラッター映画愛が感じられる。
本作は1時間15分経ってからようやくタイトルが出る。
つまりそこからケイジが本格的に動き出すのだ。
それまでは赤い映像と共にカルト教団の狂気じみた行動が映し出される。
ここは流し見でいいでしょう。
突如『ヘルレイザー』(1987)のような状況下でケイジ夫妻が襲われて誘拐される。
マンソンファミリーを彷彿とさせるカルト教団。
誘拐したモンスターどもとは別のところに住んでいるらしい。
妻のマンディは生きたまま火炙りにされる。
それを目の前にするケイジ。
なんとか脱出して帰宅。
ここから“Cage on the Stage”のはじまりはじまり。
ブリーフパンツをもっこりとさせながら、控えめな大阪のおばちゃんシャツを着て、洗面所で酒を片手にコブシをきかせながら唸る。
「ん~~~!ん~~~~!!ん~~~~~!!!!」
漏れそうなのかと思ったわ!
トイレそこにあるんだから今すぐ行けよ!
行くんかい!!
でもしないんかい!!
座りながらも「ん~~~~!!!!ん~~~~!!!!」
お前はシュワちゃんか!
そして疲れる。
赤ちゃんか!!
それにしてもしつこいくらいの唸りの連続技だ。
格闘ゲームでダメージがそれほど効かない小技の癖に連続でやられると参るやつだ。
これは映画史に残る名シーンではなかろうか。
これを見て笑いを耐えられる人はいるのだろうか。
全体的に本編はダークなアメコミ風に描かれるというか、実際にアニメ描写もあるのですが、本当にケイジはコミックのような演技をするのが好きなんだなと感じますね。
上記のシーンもそうですが、静止画で見てもしっかりとキャラクターの感情が理解できるように、大袈裟に演じているわけです。
まぁ周りはそれに合わせていないので結局のところ彼が浮くのですが。
ケイジ自身、熱狂的なアメコミファンなので演じていて楽しんでしょうね。
ケイジという芸名もルーク・ケイジからとっているし、息子には『スーパーマン』の出生名であるカル=エルと名付けている。
そしてコミックのコレクターでもある。
出演作でいうと『ゴーストライダー』(2007, 2012)、『キック・アス』(2010)、声優では『スパイダーマン:スパイダーバース』など。
今後もアメコミヒーローを演じてほしいですが、
オリジナルで、過去にヒーローとして地球を救ったが、今では能力を失い、老いた生身の体で闘うヒーローなんかも見てみたい。
マンディの復讐を果たすため行動開始。
鎌の形をした武器を自ら開発するダークヒーローケイジ。
職業何?
この武器の形のモデルは、1984年にデビューしたスイスのメタルバンド『セルティック・フロスト』のロゴである。
メタル野郎にはメタルで噛ますということか。
ケイジと妻を誘拐したバイカー集団が登場。
トゲトゲついちゃってますもん。絶対ヤバい奴。
中身は人間ではなく、悪魔の化身みたいな化け物なんですね。
そんな化け物にも怯まずに棒ガンも駆使して遠距離から攻めるケイジ。
きました『悪魔のいけにえ』(1974)。
チェーンソーで殺り合うなんてなんてファンキーな。
血まみれケイジ。次々に殺す男らしいケイジ。
教団のリーダーであるラスボスもあっさり抹殺。
最後はニッコリケイジ。
いろいろケイジの出演作見ていますが、間違いなく近年稀に見るインパクトのある傑作ケイジでした。