『猛獣大脱走』(1984)~街中で野生化注意報~

サスペンス
出典:Bleeding Skull
映画を見れば誰かと共有して話したくなる。
しかし話す人がいない。
そんな映画愛好家は世界中に山ほどいることだろう。
私もその一人。
そこで私は独自の感想をネタバレ含んでただただ長々と述べる自己満駄話映画コーナーを創設した。
お役に立つ情報は一切なし!
しかし最後まで読めばきっとその映画を見たくなることでしょう。
さぁ集まれ映画好きよ!

今宵の映画は…
NJ
NJ

野性的演出に圧巻であります

出典:IMDb

猛獣大脱走

原題
The Wild Beasts
公開
1984年
製作国
イタリア
製作
フェデリコ・プロスペリ
監督
フランコ・E・プロスペリ
『世界残酷物語』(1962)-共同監督
脚本
フランコ・E・プロスペリ
出演
アントニオ・ディ・レオ
ロレーヌ・ド・セル
編集
マリオ・モッラ
『ニューシネマ・パラダイス』(1988)
音楽
ダニエル・パトゥッキ
撮影
ギレルモ・マンコーリ
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三行粗筋

コンピュータで管理された動物園が制御不可能となり、
獰猛な動物たちが大脱走、
そして町では人間狩りが始まるのであった。

ほのぼの感想あるいは解説

出典:IMDb

監督のフランコ・E・プロスペリは、いわゆる問題作として有名なモキュメンタリー映画『世界残酷物語』(1962)ヤコペッティ監督と共同で監督を務めた人物である。

この経験は『猛獣大脱走』でおおいに生かされているに違いない。

説得力のある画作りを構築するという点で。

本物の動物を使う、それは命がけである。

とはいえ命がけ映画として名高い『ロアー』(1981)のように観ていて心配になるほどではない。

あちらは人が死ぬ一歩手前が永遠と続く作品であるため血の気が引く。

出典:IMDb

150頭ほどのライオンが撮影に参加し、象も登場する。

彼らを飼い馴らすことは出来ず、出演者とスタッフの多くが負傷する事態となった。

そんな動物を使ってでも表現したい映像があるのです。

出典:IMDb

『ベスト・キッド』がアメリカで公開された1984年、イタリアでは『猛獣大脱走』が公開されていたのだ。

『猛獣大脱走』の撮影中には3人の動物調教師が常に配置されて、彼らは動物たちが暴れた時に対処するべく麻酔銃を所持していたという。

冒頭に大量発生するネズミのシーンは『ウイラード』(1971)、その続編『ベン』(1972)を彷彿とさせる。

出典:Den of Geek(『ウイラード』)

数は圧倒的にあちらの方が多いので可愛いもんです。

ちなみに『猛獣大脱走』のネズミたちは白色だったため、黒く塗る必要があったとIMDbには記載されている。

白い方が不気味にも感じる気はしますが、街中に実験用の白いネズミが溢れかえるのは違和感ありますよね。

本作の見どころは、やはり動物の本来の姿を普段いるはずのない街中で見れること。

出典:Bleeding Skull

特にチーターが車に乗りこんだ女性に目をつけて、その車が走り出すと追いかけ始め、気持ちいいくらいに道路を駆け抜ける姿は圧巻であります。

これぞ映画でしか見られない映像。

出典:ComingSoon.net

さらに、動物愛護団体による抗議の対象となってしまうが故に、映画の中ではなかなか見ることのない動物であるを何頭か使ったシーン。

さすがに言うことを聞いてくれない時もあるのであろう、そういう時には極端なクローズアップを多用した撮影で臨場感と迫力を演出してくれる。

ホッキョクグマも登場するのですが、学校内で歩いている動きが何だか人間ぽかったのでさすがに人が入っているのだろうかと思ったが、本作で登場する動物は全て本物だというのだから驚くばかり。

いい演技をしているホッキョクグマを疑ったことを猛省します。

出典:Bloody Disgusting

終盤は急に趣旨が変わり思わず笑ってしまった。

研究所だったか工場だったか、そこから事故で流出した化学薬品の入った水を飲んでしまったことが“猛獣大暴走”の原因だったのだ。

「動物…それは人間も含まれるのだ」という恐怖をラストに突き付けられる。

出典:Film School Rejects

子供たちが我を失い、まるでジョン・カーペンター『光る眼』(1995)のように大人に襲いかかるのであった。

劇中では子供だけであったが、このあと大人も次第に狂っていくのであろうか期待の余地を残してエンディングを迎える。

出典:Entertainment

もはやそうなったらジョージ・A・ロメロ『ザ・クレイジーズ』(1973)ではないか!

一言教訓

動物には動物らしく生きる権利がある

明日自慢できるトリビア

出典:Admit One Film Addict – WordPress.com

出演者のアントニオ・ディ・レオは、ホッキョクグマが振るった足に危うく首を撥ねられるところだったが、かろうじて彼の頭を空かした。

フランコ・プロスペリ監督と空港滑走路のシーンを撮影中に、1頭の象に足を踏まれている。

動物の調教を担当したジャンカルロ・トリベルティは、地下鉄の中でトラに襲われて殺される男の役でカメオ出演している。

地下鉄トンネルでのトラとのシーンは、午前1時から3時に撮影された。さらにそのトラは地下鉄の駅内で実際に逃走してしまい、電車の天井に上がるシーンの前にトイレに隠れてしまったそう。そのため地下鉄従業員はトラが捕まるまで駅に入ることを阻止された。

参照サイト: IMDb 

NJ映画日記Vol.39

ここでは最近見た私にとって良くも悪くもそんなに書くほどでもない映画を1つご紹介したりしなかったり。

この記事のタイトル映画とは一切関係性はございませんので悪しからず。

ジャンルくらいは合わせようかと思っています。

ただの筆者の日記です。

さらりと流す程度にご覧いただければ幸いです。

出典:Amazon.com

スピード2(1997)

よぉ~し、これで終わりかな~、とクライマックスを終えて、なかなか言われているより悪くはないじゃないのと思いながらあと何分か確認すると…

画面に表示されたのは約20分!

うっひょーーーー。

ここから完全に終わるタイミングを見失っていて迷走展開。

劇中唯一の悪役、ウィレム・デフォーも目的を見失っていて笑った。

もはや何を楽しめばいいのか。

蛇足、蛇足、蛇足。

さらに言うと、サンドラ・ブロックの今回の相方である主人公の男優に主人公感がない。

冒頭で明かされるキアヌと別れた理由にも唖然。

“極限状態で生まれたロマンスは続かない”

なんじゃそりゃ。

1度の鑑賞で十分な2作目、何十回観てもフレッシュなキアヌの坊主。

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