都市伝説紀行
タイタニックの大きさがわかる一枚。
タイタニック号の上で撮られたエドワード・J・スミス船長とヒュー・ウォルター・マッケロイ事務長。
2人とも沈没に巻き込まれ亡くなられた。
しかし船長の遺体は発見されておらず、存命説もある。
船長とホワイトスターライン社の社長ジョセフ・ブルース・イズメイが、
乗客を乗せる前のタイタニックの最終チェックを行っている様子。
社長は190cmの長身。
彼も乗船していたが、救命ボートに乗って逃げて生き残ったことから非難されている。
乗船前に乗客が医者からメディカルチェックを受けているところ。
船上で遊ぶ子供。
救助に向かった船の一つであるSSプリンツ・アーダルベルトが、
沈没当日の4月15日の朝に撮影したタイタニックが衝突したとみられる氷山。
沈没したところから数km南に位置している。
タイタニックの破片と同じ赤い塗料が氷には残っていたといわれている。
救命ボートで避難する乗客たち。
沈むタイタニック号から避難した最後の救命ボート。
タイタニック号が沈んだ午前2時20分。
それから約2時間後に救助に来たカルパチア号の船内。

出典:EASY VOYAGE
1等客の生存者の一人、マーガレット・ブラウン。
ニックネームはモリー。
1997年の映画ではキャシー・ベイツが演じ、主人公ジャックの味方をしてくれた女性だ。
生き残った家族。
生き残ったシャーロット・コリヤーとその娘マージョリー。
生存者スチュアート・コレット。
タイタニックの孤児。
ミシェルとエドモン・ナヴラティル兄弟。
父親は沈没事故で死亡。
両親は別居しており、母が親権を持っていた。
イースターの週末を父のもとで過ごすことを許可したが、
母が迎えに行くと父は息子らと共に失踪。
アメリカへ移住を決めた父は息子らを連れてタイタニック号へ乗船。
事故後、新聞記事を見た母が迎えに来るまで、
1等船客の生存者マーガレット・ヘイズが二人の世話をした。
5月16日、彼らは母とニューヨークで再会を果たす。
弟エドモンは1953年に43歳で死去。
兄ミシェルは2001年1月30日に92歳で死去。
タイタニック最後の男性生存者であった。
事故から逃れ、イングランド、プリマスのミルベイ波止場に到着した生存者たち。
19世紀の終わりから20世紀の初めまで船舶会社として運営しており、タイタニックを保有していた『ホワイト・スター・ライン社』。
写真はタイタニックの事故を聞き、会社のオフィス前に集まった人々をとらえている。
生存者の帰りを待つ人々。
自分の家族や親戚が亡くなったのか、それとも生き残ったのか分からないで待っている瞬間である。
少年が配る“The Evening News”の号外。
一面には“タイタニックの大惨事、莫大な命の損失”の文字が。
沈没から100年以上経ち、映画の大ヒットで今やロマンさえも感じてしまう出来事。
当時の悲しみがわかる、その瞬間を残す写真というものは本当に重要なのだなと実感する。
(参照:Easy Voyage,30 James Street)