キングコングで稼ぐ村

都市伝説紀行
出典:National Geographic

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世界の可笑しくも奇妙なニュースをお届けいたします。
キングコングで稼ぐ村
私はベトナムの奥地、ハノイから車で2時間ほどいったところにあるホアルー郡ニンスアン村にあの巨大ゴリラこと、キングコングが潜んでいるという噂を耳にした。
こちらがその村である。
たしかにいそうな雰囲気を醸し出している。
この地は『チャンアン複合景観』として2014年にユネスコ世界遺産に認定されている。

出典:Vietnam Tour Operator – indochina charm travel

さっそくコング様が登場しました。

噂は本当だったんですね。

左手にはラジコンヘリをもっています。

遊んでいる最中だったんですかね。

出典:scified.com

茶番はこの辺にして、この村はですね、

2017年に公開された、

『キングコング:髑髏島の女神』のロケ地なんです。

出典:hatenablog.com

出典:en.vietnamplus.vn

出典:vietnam national administration of tourism

劇中で部族を演じた人々が実際に部族の恰好をして観光業に営んでいるという。

槍やテント、衣装などを作り、村を復元。

本業は農家なのだが、部族になって観光客を相手する方が儲かるとのことで、積極的にセットを再現しておもてなししている。

今年2月2日の『世界ふしぎ発見!』でも放送されていたほどに知名度を上げてきている観光地だ。

出典:Catari

この努力によりベトナムはもちろんのこと、海外の旅行会社も『キングコング髑髏島ツアー』を組むほどになり、ニンビン省の観光開発に貢献している。

出典:Vietnam Tour Operator – indochina charm travel

劇中で登場したボートはそのまま残っている。

実際に乗船できる。

監督がベトナムを選んだ理由
本作の撮影地はベトナムの他に、ハワイ州オアフ島、オーストラリアのゴールドコーストでも行われている。
なぜ監督のジョーダン・ヴォート=ロバーツがベトナムをロケ地に選んだのだろうか。
「私は世界中を探し回りました。ジュラシック・パークに似ているようには絶対に見せたくなかったんだ。新鮮味のあるように見せたかった。観客は新しいものを見に映画館に行くと私は思っています。だからアジアのたくさんの場所に行きました。みんなよくタイで撮影するし、それが容易にフィットするように思えるけれど、僕は“違う!”と思って、他を周りつづけました。それからベトナムにたどり着きました。その眺めを見て恋に落ちたよ。ベトナムはゴージャスかつ空想的でした。世間が今までスクリーンで体験したことのない、手つかずでパワフルで損なわれていない自然がありました。ベトナムのような場所には耐久性と美しさがあったのです。」
(出典:Vietnamnet)
監督の貢献が称えられる
ベトナム文化スポーツ観光大臣のグエン・ゴック・ティエン氏によると、
2016年、ベトナムの観光客数は1,000万人超えを記録しており、そのうちアメリカ人は55万3,000人に達したと報告している。これは2015年から13%増加している。
2017年の最初の2か月は220万人以上で、前年の同時期と比べても33%も増加している。
彼は『キングコング』をきっかけに、ベトナムの映画と観光産業の発展と、アメリカ人を含む海外からの観光客の増加に影響力を与えるだろうと信じている。
2017年3月3日にハノイで行われたセレモニーで、大臣によってジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督が2017年から2020年までの間、ベトナム観光大使に任命された
(参照:Timeless Charm)

出典: Huong Le/TITC

“世界遺産”の地で撮影することで自然環境に悪影響を及ぼすのではないかと懸念されたが、もちろんスタッフは撮影許可の際に自然を保護することを誓約している。

ただ映画のおかげで観光客が増えるのはいいことだが、マナーの悪い人々によって環境破壊が進まないことを願っている。

『ザ・ビーチ』のロケ地、タイのピピ島のように。

“映画のせいで”に変わってしまうと監督も悲しむであろう。

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