ミャンマー
~我、秘境に来たりし旅~
~我、秘境に来たりし旅~
7日目
最終話
ショッピングモールの首長さん
最終話
ショッピングモールの首長さん
旅の目的
未だ開発途上の地域の多いミャンマー。
この国には“秘境”とされる地が多い。
そんな未知なる大地に足跡を残そうではないか。
未だ開発途上の地域の多いミャンマー。
この国には“秘境”とされる地が多い。
そんな未知なる大地に足跡を残そうではないか。
一夜が明け、ついに本日最終日。
のんびりショッピングモールを散策してお土産探しといきましょう。
と思ったのですが、旅の仲間がまさかの体調不良でダウン。
まさかの立場逆転。
単独で旅に出ることに。
すまない友よ、私はいま久々の海外一人歩きにワクワクしています。
まずは朝食。
宿泊先近くの『ヤンゴン・パリ・ベーカリー』というアジアンヨーロピアンなパン屋さんにお邪魔します。
店内は3種類ほどクロワッサンが並ぶのみで、広い店内にはパンが並んでおらず机のみ。
昼から本気を出す系パン屋なのか。どこのお国の人も朝は弱いのですね。
クロワッサンのみで勝負するという心意気に感銘を受け、仲間にも同じものを供給。
チョコクロワッサン&コーヒー 2,800チャット(≒224円)
タクシーに乗り宿泊先から最も近いショッピングモール、『オーシャン・スーパー・センター』へ。
運賃:3,000チャット(≒240円)
二人なら半額なのになぁとすっかりケチな精神が身についてしまいました。
乗車中に霊柩車を見かけた。
日本と変わらぬ仕様であった。
そして窓には可愛い緑の芋虫が身体をクネクネしていた。
風に煽られるなか必死にしがみついていたが、その努力も厳しい現実には敵わず、儚く飛んで行った。
ショッピングモール潜入。
やはりおもちゃ屋さんは必須。
メジャーな洋楽ばかり。
地下の食品売り場へ。
何が売られているのか見ているだけで楽しめますね。
冷凍食品が充実していた。
ぎょうざ人気なのかしら。
お土産探し…
海外のマグネットってなんでこうも魅力的なのか…
むむむ!!!!!
見逃すところだった!
ショッピングモールにてまさかの首長さん!!!
バガン以来の再会。
部屋で療養している友人に即連絡したいほどであったが、Wi-fiがないので我慢。
上にハローキティー、下にアヴリル・ラヴィーン…
Hello Kitty Hello Kittiy kakakakawaii日本のおもちゃと変わりませんね。
キャプテン・アメリカとして売ってるわけではない感じですね。
でました、辛ラーメン!
去年の12月、済州島にてぬるま湯で食べたあの味を忘れない。
現地の食事に困ったらとりあえずカップ麺頼りですね。
在庫抱えてそう。
やはり欲しいのはタナカ!
美容コーナーを散策していると女性店員3名にジロジロ見られた。
視線を感じながら田中を探す。
そのうちの1人が田中を探す私に話しかけてくださった。
上の田中は付属の石に田中の原料である木を擦り付けて水を混ぜて調合するタイプ、下の田中は田中の木だけが入っているタイプだそう。
実際に使う気はなく、記念品として欲しかったのですが、パッケージも気に入ったのでどちらも購入。
今度ミャンマーに来る時は田中つけてきます!
実は滞在中に田中をつけることを目標と定めていたのですが、中々そういったお店がない。
次回は綺麗なレディに綺麗な模様の田中をつけてもらいたい。
お世話になりっぱなしのロッテリアにて休憩。
オレンジジュース
1,050チャット(≒84円)
こちらが先ほど手に入れた首長(カヤン)族マグネット。
中々に存在感のあるクォリティ。
在庫は1つのみのレア。
こちらは体調に苦しむ友人用。
在庫は2つ。
お土産として買ったコーヒーは美味しくなかったが、このミルクティーは甘さが絶妙で凄く美味しかった。
日本でも通販で買えることを知ったのでいつか買いたい。
タクシーにて宿泊先へ戻る。
5,000チャットと言われ危うくボッタくられるところであったが、来た時の値段を主張して譲らなかったら同じ値段で交渉が成立。
運賃:3,000チャット(≒240円)
飛行機の時間まで余裕があるので宿泊先待機。
突然停電になる。
ミャンマーは2018年まで電気供給率が4割だったそう。
今でも場所によっては停電も起こる。
冷房も切れ部屋はサウナ状態。
ここから色々あったよね〜。記憶だけに留めておきましょう。
飛行機が欠航になり、タイ経由(1泊)で帰国することに。
タクシーで空港へ。
運賃:2,000チャット(≒160円)
空港にていざこざがあったものの無事に出国。
わずか1時間ちょっとのフライトで機内食を食べながら『ジョジョ・ラビット』のお気に入りシーンを断片的に鑑賞。
タイでは疲れ切っていたため空港近くのホテルに1日中滞在。
これにて旅を締めくくります。
総括
振り返ると思い出すことが多すぎますね。
今回の旅で大変苦しめられた食あたり。
次回の旅では食を吟味して重々気をつけたい。
ビニール袋も多めに持っていこう。
薬のポーチも2つに分けて用意しとこう。
記憶を振り返る。
換金時のチャットの紙幣の厚み。
マンダレーのキャリー。
目的地に辿り着けないサイクリング。
マンダレーヒルの神秘的な夕焼け。
トゥクトゥクMADMAX。
バガンの赤く燃ゆる夕日と首長さん。
疑惑の生パスタ。
お熱いのがお嫌いなスイカちゃん。
ヤンゴンのスラムに流れる激臭を放つ白い川。
奇妙なハッピーワールド。
のどかなヤンゴン動物園。
ヤンゴンJAPANの味。
その中でもポッパ山を往復した1日は濃厚でしたね。
「奇界遺産」で見た写真のところに実際に行けたのは興奮しました。
もう裸足で猿の糞を踏み続けたくはないですが。
ウェットティッシュも多めに持っていこう。
カレーにも気を付けたい。水と油には気を付けろ。
色んな秘境を目にすることができて人生の糧になりました。
まだまだミャンマーを知っていきたいですね。
次に訪れた時には、ぜひとも今回辿り着くことのなかったビーチを目にしたいものです。
1海外1ビーチ。
チェーズーティンバーデ~